画像変換ガイド

アップサンプラーを使った画像から3dへの変換ワークフローを計画する

画像からは物体がある角度からどう見えるかは分かりますが、背後にあるすべての面までは分かりません。このガイドで、鮮明な画像と利用可能な3Dアセットの違いを理解し、作業を始める前に利用できる出力形式を確認しましょう。

まず利用可能な出力形式を確認
Upsamplerのランディングページ用ビジュアル

A/B構造比較表

違いは見た目だけでなく、構造にあります。画像を拡大・編集するだけでは、回転して見られるモデルにはなりません。

2D参照画像 3Dモデル
1

視点

2D参照画像

撮影または描画された角度からの見た目を示す

3Dモデル

複数の角度から見ることができる

2

奥行き

2D参照画像

遠近感、陰影、重なりによって示唆される

3Dモデル

空間的なジオメトリで表現される

3

隠れた面

2D参照画像

元画像には写っていない

3Dモデル

推測、提供、またはモデリングが必要

4

背景

2D参照画像

同じ画像に含まれている場合がある

3Dモデル

モデリング対象から分離する必要がある

5

表面の外観

2D参照画像

見えているピクセルとして保存される

3Dモデル

マテリアルやテクスチャが必要な場合がある

6

実際の確認方法

2D参照画像

拡大して見えている細部を確認する

3Dモデル

回転させて形状、隙間、比率を確認する

変換で失われるもの

1つの視点だけでは、背面、底面、隠れた輪郭は分かりません。以下の例は、画像を基にしたコンセプトを信頼できるアセットにする前に、人の判断が必要となる場面を示しています。

プロダクトデザイナー

製品を正面から撮影した写真では、背面の筐体や操作部の奥行きが分かりません。

推測した表面は下書きとして扱いましょう。編集可能なジオメトリではなく動きのあるプレゼンテーションが目的なら、アップサンプラーの画像から動画への変換で、静止した参照画像を基に動きを試せます。

アップサンプラーの画像から動画への変換

ゲームアーティスト

キャラクターのイラストからは色をよく把握できますが、横から見たシルエットははっきりしません。

シーンで使う前に、形状を確認してください。回転できるアセットではなく動きのあるビジュアルが必要な場合、アップサンプラーの画像から動画への変換は、画像を起点とする動画制作に対応します。

アップサンプラーの画像から動画への変換

インテリアプランナー

部屋の画像では、遠近法によって家具の寸法が圧縮され、ほかの物体の背後にある面が隠れます。

画像だけでなく、寸法と照らし合わせてスケールを確認してください。納品物が動きのあるシーンなら、アップサンプラーの画像から動画への変換がその出力方法に対応します。

アップサンプラーの画像から動画への変換

ツールの概要

参考画像はモデル制作の依頼内容を伝えるために使い、3Dファイルが存在する証拠とは見なさないでください。対象物と視点を指定し、画像に写っていない面をどう扱うかも説明してください。

  • ビジュアルの参考として使用する1枚目のUpsamplerサンプル画像 参考資料
    入力:参考画像 01。モデル制作を依頼する前に、主な対象物を特定して背景と区別し、見えない側面について説明してください。 参考画像。検証済みの3D出力ではありません
  • ビジュアルの参考として使用する2枚目のUpsamplerサンプル画像 参考資料
    入力:参考画像 02。見えている輪郭を形づくるエッジと、形状ではなく照明によって生じている可能性のあるディテールを記録してください。 参考画像。検証済みの3D出力ではありません
  • ビジュアルの参考として使用する3枚目のUpsamplerサンプル画像 参考資料
    入力:参考画像 03。正確な比率が重要な場合は側面または背面の参考画像を追加し、そうでなければ、それらの面は推測によるものと明記してください。 参考画像。検証済みの3D出力ではありません

生成後の確認方法

あらゆる方向から結果を確認する

まず、得られた結果が別の平面画像や動画ではなく、実際に回転できる3Dアセットであることを確認してください。次に、背面、底面、細いエッジに、根拠のないディテール、隙間、比率のゆがみがないか調べます。識別できる特徴を参考画像と比較し、正確さが重要な場合は追加の画像や寸法を使ってください。

  • 使用する前に出力形式を確認する
  • 対象物を回転させて見えない面を確認する
  • 参考寸法と比率を照らし合わせる

バリエーションに関するよくある質問

1枚の画像には、隠れた部分を直接示す情報はありません。背面、底面、遮られた面は推測するか、追加の参考画像で補う必要があります。実物と一致すると決めつけず、それらの部分を確認してください。

いいえ。高解像度化は画像のピクセルの細部や寸法を変えるものです。一方、3Dモデルは別の角度からも見られる立体的な形状を表します。鮮明な参考画像はアイデアを伝えるのに役立ちますが、鮮明さだけでは形状データは得られません。

被写体の輪郭がはっきりしていて、できるだけ遮るものがない画像を選んでください。形状の正確さが必要なら、ワークフローで受け付けられる範囲で、別の角度からの画像や寸法も用意してください。

まずツールがどのような形式で出力するかを確認し、モデルが出力される場合は複数の角度から見てください。面の欠落、厚みのゆがみ、被写体にくっついた背景の要素がないか確認しましょう。正面から見て自然なだけでは十分ではありません。

作成を始める
作成を始める